寒さに弱い 伯耆町 ピアノ教室 TAGA PIANO SCHOOLの講師 多賀理恵です。
大山は雪の帽子をかぶっていますが、11月下旬なのにも関わらず寒暖差の大きい日が続くと「とうとう地球、壊れた?」と心配になります。
私の車は、最近スタッドレスタイヤに履き替えましたが。
暖冬予想とのことですが、今年もドカ雪、積もるのかな?
皆様いかがお過ごしでしょうか?
12月はウィンターコンサート!
12月16日(土)、17日(日) の両日午前中に、当ピアノ教室のウィンターコンサートが開催されます。
今年は、10月頃からインフルエンザの大流行や、今は溶連菌がチラホラ入ってきているみたいです。
欠席により、なかなかレッスンが進まない生徒様が多かったような気がしますが、何のその!
現在、目の色を変えて最後の仕上げや暗譜に取りかかっている子もいれば、まだまだ余裕の表情を見せている子も。
カウントダウンは始まっています!
残り18日(19日)。
出来ることは無限大です!
まだ諦めたらいけませんよ~。
まず・・・
毎日、コンサートで弾く曲を練習している・・・かな?
余裕の顔で楽譜を見て練習している生徒様は、そろそろ暗譜を始めてくださいね(・∀・)
楽譜を開いたまま、少しずつ手元を見て弾けるようにしていきましょう。
楽譜を閉じて音を探りながら練習することはNGです!
分からない箇所は、しっかりと楽譜を見て正しい音やリズムで弾けるようにしましょう。
暗譜の近道になります。
暗譜してる君!
楽譜に書いてある注意書きをもう一度よく読んでみましょう。
大切なことは、全て楽譜に書かれています。
ひとつひとつ丁寧に仕上げましょう。
電子ピアノをお持ちのご家庭は、録音機能を活用して自分の演奏を聞いてみるのも良いですよ♪
保護者様からこんなご質問をいただきました!
保護者様から、とても良い質問をいただきましたのでご紹介させていただきます。
私が幼少期の頃からお世話になっていたスパルタ先生から、それはそれはよく怒られ注意されたことがあります。
それは、
「一度弾き始めたら何があっても止まらないこと」。
一度止まってしまうと、音楽の流れが止まり、流れが止まることは音楽が死んでしまうことに繋がるからです。
レッスンをしていて、弾き直しをする光景はよく見られます。
だいたいは、運指がうまくいかない苦手な箇所、まだ譜読みに自信のない不安な箇所です。
そして、大半は同じ箇所を同じタイミングで間違えている、あるいは止まっていることに気付いていない場合が多いです。
練習では、先に、前に弾き進めることだけに注目するのではなく、まずはよく間違える箇所をピックアップしてください。
ピックアップしたら、原因箇所の数小節前からゆっくりと練習していきましょう。
すると、間違える音の前段階に原因が隠れていることに気付くはずです。
曲の全体を通して練習するよりも、まずは間違えやすい箇所をピックアップして練習していくことが、流れを止めない第一歩です。
次に、音楽を止めないために心掛けて欲しいことは、楽譜を見て、ゆっくり止まらずに弾けるかという練習です。
まず、打鍵を深くして大きな音で自信を持って弾くようにしましょう。
打鍵が弱いと、指と脳が正しい記憶を素早く行ってくれません。
特に暗譜で弾けない箇所は、楽譜を見て打鍵を強くしっかりと音を鳴らす練習は効果的です。
そして、曲を弾ききることで1番大切なのは集中力です。
どんなに小さな短い曲でも、集中力がないと最後まで弾ききることはできません。
ピアノ練習中の環境はどうでしょうか?
リビングにピアノを置かれているご家庭も多いかと思います。
練習に集中できる静かな環境がベストですね。
また、最後まで弾ききれるかどうかは、本人の気持ちも大きく関わっていると私は思っています。
私は「お手つきせずに弾いてみてね」と言ってみたり、少し学年が上がると「間違えても間違えた顔をせずに突き進みなさい」と伝えることがあります。
間違いを間違いだと知っているのは、自分だけ。
何食わぬ顔をして進めばいいのです。
どの生徒様も、今から意識を持って練習に取り組むと19日後に変わります。
必ず最後まで弾ききれるようになります。
その為のエッセンスとして、「どんな曲弾くの?」「一度聴かせてちょうだい」「上手だね!」のご家族からの温かい声援が1番効果があると思っています。
お父さんやお母さん、おじいちゃんおばあちゃんに聴いてもらえる。
それだけで、子ども達は変わります。
ワクワクドキドキします。
「ピアノ上手に弾けるよ!」「練習がんばろ!」
子ども達のやる気スイッチ。
ピアノの場合は、私が気合いを入れて探しても、ご家庭の温かい声援のやる気スイッチの電流にはかないません。
今まで多くの生徒様を見てきましたが、その目を見ると本当によく分かります(*^_^*)
師走の忙しい季節かと思いますが、是非ご家族様には、子ども達の練習する姿に、音に耳を傾けて見守ってあげてほしいなと思います♪
最後になりましたが、今年も連弾のお手伝いをしてくださる保護者の皆様には大変お世話になります。
直前の連弾合わせ練習など、お忙しい中お時間を頂戴いただき、いつも感謝しております。
私は、できる限りの演奏のサポートをして生徒様を応援させていただきます!
さあ、生徒の皆様!5分でも10分でも毎日練習をしていきましょう!
風邪を引かないように体調管理にも気を付けていきましょうね。
さあ今日も頑張るぞ♪
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