プチプラ材料でピアノ教材作り (1)

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鳥取県 伯耆町 ピアノ教室 TAGA PIANO SCHOOL のピアノ講師 多賀理恵です。

無料体験レッスンから新規入会してくださる未就学児の生徒さんが多い教室です。

初めてのピアノレッスン♪

慣れるまでは、生徒さんもドキドキ、そわそわ。

少しでも緊張をほぐして、遊び感覚で覚えていけるレッスンを心がけています♪

手作り教材も使用します。

今日は、100均商品で手作りの ”どれみ階段” を紹介します(*^_^*)

導入期レッスン

ABCDEFGを覚える練習

TAGA PIANO SCHOOL ではバスティン教材を使用しています。

ドレミファソラシ から入らず、白い鍵盤の位置をABCDEFGで覚えるところからスタートします。

そこから、CGF・DAE・♭D♭A♭E・♭G♭BとB の 4つのグループ分けによって、5本の指で移調していけるように指導していきます。

そのため当教室は、”お母さん、しばらくの間は 楽譜読めません!” と、保護者の方へ了承を得るところから始まります。

指番号とリズムでのレッスンがしばらく続きます。

ピアノを習っていた保護者の方から、 ”自分は昔ドレミで教えられましたが、今のこの指導法ってめっちゃ合理的な学び方ですよね!?”と褒めて頂くこともあります♪

3歳児さん

4歳児さんは、ABCが書かれたテキストやカードで、ほとんどのお子様が1ヶ月もあればAからGを理解してカードを順番に並べることができます。

しかし3歳児さんは、1ヶ月で覚えることは難しく様々なことが遊びを交えてスローステップでレッスンが進んでいきます。

遊びながら、楽しく学ぶ方法を模索しておりました。

そんな中、最近SNSで 知り合いの先生が ”自分でドレミの階段作ってます ” と投稿されているのを発見し、気になったので、どんな内容かその先生に聞いてみました。

”多賀先生、100均グッズでどれみの積み木、作れちゃうんですよ!”

とても良い情報を頂いたので、わたしも早速100円ショップへ足を運びました♪

そこからが苦労の連続の始まりでしたが・・・

 ドレミ階段をつくろう♪

材料探しへ

100円ショップの材料で作れちゃうとのことで、早速お店へ。

積み木となる立方体角材を探します。

「置いてある場所、DIYコーナーなんですよ!」と事前に聞いてなかったら彷徨うところでした(/・ω・)/

DIYコーナーですよ!

30㎜×30㎜ の 立方体角材を購入します。(1ネット 12個入)

ひとまず 6 袋カゴへ。

意気込んでイメージを膨らませるとワクワクが止まりません。

  • 今後、月齢の小さい生徒さんがいらした時に積み木を使用して遊んでみよう
  • 手頃な値段で作製できるから、積み木を入会プレゼントにしようかな
  • 教室用に常備しておこう

まとめて積み木セットの作り置きが出来るように、文字のテンプレート作成も併せて行います。

100均店内で型抜きに良さそうな板、5㎜方眼 パターンシートが手芸コーナーにあったのでカゴヘ。

本来、手芸の型を取るために用意された品らしいですが、プラスチック板なので色スプレー吹きかけても、水性ニスで塗っても使えそうだと思いました。

この度、購入した品は4点です。

  • 立方体角材
  • 5㎜方眼パターンシート
  • 文字入れ用の水性ニス
  • 瞬間接着剤(階段用)

私の祖父は、彫刻家で物作りがとても上手な自慢のじいちゃんでした。

じいちゃんの血を受け継いでるからわたしも出来る!っと、変な自信を持ちながら、いざ制作開始です!

文字テンプレートシートの作り方

積み木のイメージを膨らませる

わたしは、テンプレートで文字入れをして、同じ物を複数作製したいと思いました。

そのために、まずは同じ大きさの文字をパターンシートに転写できるようにしなければいけません。

1つのキューブに6パターン書き込めるので、何を書き入れたいかを考えます。

  1. ABCDEFG は レッスンに大切なアルファベットなので、必ず入れます。
  2. 今後の学びを考えて、ひらがなとカタカナでドレミを。アルファベットとの関係性も自然と理解していけると思います。
  3. 数字1~5を覚えるために、指番号も欲しいので、運指練習のために2面分用意。
  4. 音符もかわいいし、いずれ覚える物なので、絵だけでも入れておこう。

こんな想いから、わたしが選んだ6パターンはこちらに決まりました。

  • ABCDEFG
  • らしどれみふぁそ
  • ラシドレミファソ
  • 12345(運指用)
  • 54321(運指用)
  • 音符

文字数から1セット7個のキューブが必要となります。

これらをWordで書き起こしていきます。

Wordで文字入力

  1. Word画面 挿入から表作成6×7のマス目を作成。
  2. 30㎜の立方体を使うので、レイアウト から 高さと幅を30㎜に変更します。
  3. 文字を入力していきます♪
  4. 各文字を中心に入れするために行う修正作業は下記のとおりです↓↓↓

挿入 → 図形 から好きな大きさの文字にして、マス目に入れていきます。

マス目線は、残しておかないといけません。

キューブを置いたときの目印になります。

必ず文字の配列背面に挿入するにしておきます。

 5.出来上がった物を印刷します。

文字くり抜きカッティング作業

【準備】100均商品の5㎜方眼パターンシート、Wordで作成した文字入りの紙、カッティングマット、カッターナイフ、マスキングテープ

  1. カッティングマットを敷き、出来上がった文字の紙をのせて動かないようにマスキングテープで固定します。
  2. その上に100均の5㎜方眼パターンシートをのせて、マス目にぴったり収まるように調整してマスキングテープで固定します。
  3. カッターナイフで、なぞるようにパターンシートの上から文字の黒い部分を切り取っていきます力を入れて切り取ろうとすると、カッターナイフの刃が思わぬ方向に逸れるので気を付けて作業してください。
  4. A、B、D、4などの空洞部分(白い部分)は、無くならないようにマスキングテープやセロテープにくっつけて保管しておきます。

原始的すぎるか?!

ここまでの作業で、2日掛かりました( ゚Д゚)

作業できる時間は、午前中の1~2時間といったところでしょうか。

午後は、我が家の夕飯作りや夕方からはピアノ教室の仕事があるため作業できません。

ここまで出来た達成感は半端じゃなかったです!

パターンシートが思いの外固くて、カッターナイフで力を入れると、とんでもない方向へ切れていくことに試行錯誤。

結果、力を入れずになぞるように浅い溝を作ってから、もう一度切り込んでいくと上手く切れることが判明しました。

何やってるんだよ・・・と主人からは横目で見られながらの作業でしたが、やってみないと分からないことが分かって良かったです。

あら、前向きなわたし。

積み木を作るという作業もピアノの練習も、小さな事かもしれませんが、考えてこだわりを持つことは大切ではないかと思います。

この曲を絶対に弾きたい!

テストで100点取ってみせる!

何でも、達成したいというベクトルが強ければ強いほど、困難に立ち向かっていける力を養っていけるとわたしは信じています。

なんか視点が違うか…

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